白井屋ホテルで楽しむ“ひとり贅沢旅”

白井屋ホテルで楽しむ“ひとり贅沢旅”

「ひとり旅は自由で、心地よく、贅沢だ。」

群馬県前橋市に佇む白井屋ホテルは、そんな“ひとり時間”を思い切り楽しむのに最適な場所。アート、建築、美食、そしてリラックスが融合した唯一無二の空間で、誰にも気を遣わず、自分のペースで過ごせるのがひとり旅の醍醐味です。

ラウンジでぼんやりしたり、ふらりと街を歩いたり、ホテルのスタッフや地元の人との会話を気ままに楽しんだり——“ひとりだからこそ味わえる贅沢”が、ここには詰まっています。

今回は、白井屋ホテルも舞台となった漫画『おひとりさまホテル』の原案者であり、ひとり旅の魅力を発信し続けるまろさんとともに、白井屋ホテルで体験できる“一泊二日のひとり贅沢旅”をご紹介します。

白井屋ホテルでのおひとりステイ

まろ

おひとりプロデューサー。自身が運営するメディア「おひとりさま。」をはじめ、執筆やメディア出演を通じて、ひとり時間の魅力や様々な過ごし方を提案。漫画『おひとりさまホテル』(漫画:マキヒロチ/新潮社)の原案を手がけるほか、著書に『おひとりホテルガイド』(朝日新聞出版)、4/25(金)発売の最新刊「ひとりがいい旅」(ワニブックス)がある。また、発信活動だけでなく、企業のひとり客向け企画・サービスのプロデュースも行う。

自分だけのペースで始まるひとり旅

「みなさんは、“ひとりホテル”をしたことはありますか?

ひとりでホテルに泊まるなんて、退屈では?寂しいのでは?と思う方も、もしかするといるかもしれません。

でも、わたしは、“あえて”ひとりでホテルに泊まるという選択をすることがあります。ホテルでの非日常な時間をじっくり味わえたり、自分を解放してマイペースに過ごせたり…わたしにしかできない滞在ができるからです。

ここ白井屋ホテルは、アートに建築に食にじっくり堪能したいもので溢れていて、ひとりで優雅にホテルステイするのにぴったり。さあ、極上のひとりホテルの世界をのぞいてみましょう」(まろ)

チェックインから始まる、静かなととのい

白井屋ホテルに到着して、ウェルカムドリンクを楽しみながらチェックインを済ませたら、まずはラウンジでひと休み。

吹き抜けの大空間にふわっと光が差し込み、the PÂTISSERIEのタルトとドリンクを片手にぼんやりと過ごすだけで、不思議と心がゆるんでいく。

「日差しの入り方で空間の表情が変わるのが、本当におもしろいんです」(まろ)

静かなラウンジで光と影の移ろいを眺めていると、自分の感覚が少しずつ研ぎ澄まされていくのがわかる。そんな気持ちのまま、お部屋へと向かう。

「私は、あえてエレベーターは使わずに、螺旋階段をゆったり登ります。登るごとに変わるこの景色を噛み締めるのが好きです」(まろ)

部屋にたどり着くまでの時間さえ、このホテルの特別な体験のひとつになっている。

さらに、白井屋ホテルでは毎日開催されている無料のアートツアーに参加することで、建築やアートの背景までじっくり味わえるのも魅力のひとつ。

お部屋で、静かに自分に戻る時間

「お部屋そのものがアート作品で、それを独り占めできるなんて本当に贅沢ですよね」(まろ)

今回まろさんに泊まっていただいたのは、漫画にも登場する「ジャスパー・モリソンルーム」。木のぬくもりに包まれた空間で、檜のバスタブにゆっくり浸かっていると、体の奥からふわっとほぐれていく。

「地味ですが嬉しいポイントしては、どのグレードのお部屋も浴室が魅力的なこと。ゆったりお湯に浸かって、ひとり優雅なバスタイムが過ごせます。どの部屋にもスピーカーがあるので、夜は自分の好きな音楽を流して寛いでいます」(まろ)

カウンターで味わう、ひとりだけの美食体験

夜のお楽しみは、世界的美食ガイド『ゴ・エ・ミヨ』にも4年連続掲載されている、白井屋ホテルのメインダイニング「the RESTAURANT」でのコースディナー。劇場のようなオープンキッチンを囲むカウンターに座れば、料理の一皿一皿が出来上がっていくライブ感を間近で楽しめます。

「ひとりだと、スタッフの方からのお食事の説明にもじっくり聞き入れますし、食材に関して気になることがあったら、すぐに伺えるのがいいんです」「同伴者との会話に気を取られず、集中して時間をかけてお料理を味わえるのも、ひとりだからこその贅沢だなと思います」(まろ)

ひと皿ごとに丁寧に構成されたモダンフレンチは、群馬の郷土料理をベースにしながら、視覚でも味覚でも楽しめるサプライズに満ちています。ひとりで過ごすこの空間だからこそ、料理とも自分とも向き合える濃密な時間が流れていきます。

夜のアートラウンジ:光と静寂に包まれるひととき

ディナーの余韻に浸りながら、ふらりとラウンジへ。21時になると、吹き抜けに設置された「Lighting Pipes」が光をまといはじめ、昼とはまるで違う幻想的な空間に変わっていきます。

「この時間のラウンジは、本当にロマンチックで特別。明るい昼間とはまったく違う表情を見せてくれて、ぼーっと眺めているだけで癒されますね」(まろ)

光のリズムと静かな音楽に包まれて、自然と呼吸が深くなっていくような感覚。夜限定で提供される郷土料理「おきりこみ」も、the RESTAURANTの洗練されたコースとはまた違った、素朴なあたたかさ。体の芯からじんわり癒されていく、そんなやさしい夜です。

そして部屋に戻ったあとも、まだ夜は終わりません。窓からちらりと見える光に目を奪われながら、ぼんやりと音楽を聴いて過ごす時間は、まさに“夜更かし”というより“時間を忘れる”夜。ひとり旅だからこそ味わえる、静かで贅沢なひとときがそこにあります。

静かな朝に“ととのう”、私だけのサウナ時間

朝は少し早起きして、貸切のプライベートサウナへ。朝の静けさに包まれたサウナ小屋までの道のりすら、ちょっとした冒険のようで気分が上がります。

「サウナがすごく得意なわけじゃないけど、朝のぼんやりした体にはちょうどよくて、すっと目覚めていく感じがすごく好きです。プライベートサウナなので、人目も気にならず、ゆったりリラックスできます」(まろ)

サウナは複数タイプありますが、フィンランドサウナでは外気浴ができるものも。宮島達男の作品のある小屋でのアート浴も白井屋ならでは。タイミングが良ければ、澄んだ空気の中に赤城山の稜線がくっきりと見えることもあり、心も体もすっと整っていくような心地よさがあります。まさに“自分のペースでリセットする”朝の時間です。

やわらかな朝に包まれて、「群馬の朝ごはん」

サウナで体がすっきり整ったあとは、そのままラウンジで朝ごはん。
朝の光がふわっと差し込む吹き抜けの空間に、思わず見とれてしまう。

朝食は、「群馬の朝ごはん」と題された、地元食材をふんだんに使ったメニュー。和食も洋食も選べるけれど、どちらにもシェフ片山さんの思い出が詰まっていて、どれも優しくて、どれも美味しい。焼きたてのパンやお味噌汁の湯気、地元の野菜たち。派手じゃないけど、ひと口ひと口が心と体にすっと沁みる。

「今日、どこに行こうかな」なんて考えながら、ぼんやり外を眺める。予定を詰め込まずに、まずは“整った自分”で味わう朝の時間。それだけで、今日はきっといい一日になる。

チェックアウトのあと、街をぶらりと散策する

「白井屋を出たあとは、チェックアウト後にゆっくり街を歩くことが多いんです」(まろ)

アーツ前橋や近くのギャラリーを巡りながら、その日の気分でふらっと立ち寄るお店を見つけるのが、ひとり旅ならではの楽しみ。

「白井屋を中心に、街がどんどん面白くなっている気がします。新しいお店やカフェも増えていて、行くたびに発見があるんです。そしてなんといっても、隣の高崎も含め、美術館やギャラリーが多く、ひとりでマイペースにアート巡りができるのが魅力。次こそは、なかなか行けていない原美術館ARCにも行ってみたいなって思っています」(まろ)

ホテルでもらえる近隣マップを片手に、まだ知らない前橋を歩く時間は、旅の終わりをやさしく包んでくれるような穏やかさがある。

ひとりだからこそ楽しめる、白井屋ホテルでの特別な時間

「ひとりでホテルに泊まる時って、スタッフさんのホスピタリティがいつも以上に沁みるんです。白井屋ホテルでは、いつもそんな風に心に沁みる接客を受けているので、それもここに戻りたくなる理由のひとつです」

白井屋ホテルは、ただ泊まるだけの場所ではありません。
誰にも気を遣わず、自分のペースで楽しめる空間と体験が、ひとり旅にちょうどいいリズムを与えてくれます。アート、食、サウナ、そして人との距離感——すべてが、自分を大切にする旅のためにあります。

「ハードだけじゃなくてソフト面までしっかりしてるのが、白井屋のすごいところだと思います」(まろ)

自分だけの時間を、自分らしく楽しめる場所。
それが、白井屋ホテルの“おひとりさまステイ”です。

白井屋ホテルは、ただ泊まるだけではなく、自分の時間を大切にできる場所。

アートに囲まれた空間でインスピレーションを得たり、ひとりでじっくり食事を楽しんだり、誰にも気を遣わずにサウナでととのったり。ここには、日常を忘れてリフレッシュできる特別な体験が詰まっています。

「おひとりさまホテル」だからこそ実現する、贅沢なひとり時間。

あなただけの特別なステイを、ぜひ白井屋ホテルで体験してみてください。

“おひとりさまホテル”コラボ宿泊プラン

「ホテルに泊まる時間そのものを、特別な体験にしたい」。

そんな願いを叶えるために生まれたのが、白井屋ホテルの“おひとりさまホテル”コラボ宿泊プランです。

このプランでは、漫画『おひとりさまホテル』に登場した白井屋ホテルの魅力を、実際に自分のペースで味わうことができます。ホテルに一歩足を踏み入れると、目の前に広がるのは、国内外のアーティストの作品が彩る非日常空間。美術館のようなホテルで、ただ「泊まる」だけでなく、五感を刺激する滞在を楽しめます。

さらに、食事やサウナといった特典を通して、おひとり時間を最大限に充実させることができます。

■プラン内容

  • 1泊2⾷付き
    • メインダイニング「the RESTAURANT」でのディナー。
    • カフェラウンジ「the LOUNGE」での朝⾷。
  • ベッドルームサウナ 1 回ご利⽤(21:00-22:20 もしくは 08:00-09:20)
    • 上記いずれかの時間帯をお選びください。
  • ラウンジ フリードリンク&ウェルカムドリンク付き
    • ラウンジではアルコールやソフトドリンクなどのフリードリンクをご提供
    • 客室内には、到着後に楽しめるウェルカムドリンクをご用意
  • OSAJI特製フェイシャルキット付き
    • 群馬発のスキンケアブラン「OSAJI」のポーチ入りスキンケアキットをプレゼント

 

※ご希望の客室をお選びいただけます。特に、漫画『おひとりさまホテル』の世界を体験したい方には、作中にも登場した「ジャスパー・モリソンルーム」がおすすめです。

『おひとりさまホテル』

まろさん原案、マキヒロチさん作画による漫画『おひとりさまホテル』は、ひとり時間の贅沢な過ごし方を提案し、多くの読者に共感を呼んでいる人気作品。

「ひとりでもホテルステイを楽しみたい」「誰にも邪魔されず、自分のペースで過ごしたい」といったニーズに寄り添い、ホテルの楽しみ方をリアルに描いています。白井屋ホテルは第1巻第3話で特集され、主人公がジャスパー・モリソンルームに宿泊し、ディナーやサウナを満喫するシーンが登場しました。

本プランでは、漫画に描かれた白井屋ホテルの魅力を、実際に体験することができます。

『白井屋ホテル』

アートデスティネーション「⽩井屋ホテル」は、群⾺県前橋市の活性化に貢献することを⽬的に6年半の歳⽉をかけ、2020年12⽉に開業。 300年以上の歴史を誇った「⽩井屋旅館」廃業後、70 年代の既存建物を建築家の藤本壮介⽒が改装し、新たな棟の設計も手がける。

⼤胆な吹き抜けが印象的な 「ヘリテージタワー」と緑に覆われた新築の「グリーンタワー」のアートと緑があふれる空間に、国内外のアーティストやデザイナーが協演したことで話題となり、ナショナルジオグラフィックトラベラーの「2021年世界のベストホテル 39」にも選出。

アート、建築、デザイン、ウエルビーイング、⾳楽、そして⾷において本物を意識し、暮らす⼈と訪れる⼈が出会い、五感に刺激を受ける、あらたな⽂化がめぶく場を提供しています。

2025年、5周年を迎える白井屋ホテルは、隣接する建物に長期滞在型の3部屋を増設。ミシュランガイドのホテルセレクションに選出。

関連書籍

『おひとりさまホテル』最新巻情報

【タイトル】『おひとりさまホテル』第 〇〇 巻
【著者名】原案︓まろ 漫画︓マキヒロチ
【出版社】株式会社新潮社
【造本】B6 判型
【本体定価】予価 726 円(税込)
【発売⽇】2025 年 〇〇 ⽉ 〇〇 ⽇
【URL】XXXXXXXXXXXXXXXX

『ひとりがいい旅』まろ【著】

「ひとりがいい旅」第2章“浸る旅”の中の、ひとりアート・建築旅にて前橋/高崎が紹介。白井屋ホテルも掲載されています。

【タイトル】ひとりがいい旅
【著者名】まろ(おひとりプロデューサー)
【本体定価】 1,760 円(税込)
【発売⽇】2025 年 04 ⽉ 25 ⽇
【URL】https://www.wani.co.jp/event.php?id=8503

『おひとりホテルガイド』まろ【著】

「おひとりホテルガイド」Chapter1 空間に酔いしれたいホテル で紹介されています。

【タイトル】おひとりホテルガイド
【著者名】まろ(おひとりプロデューサー)著 / 朝日新聞出版 編著
【本体定価】 1,760 円(税込)
【発売⽇】2024 年 06 ⽉ 7 ⽇
【URL】https://publications.asahi.com/product/24845.html

施設概要

住所群馬県前橋市本町2-2-15
アクセスJR両毛線「前橋駅」 より徒歩15分
電話番号027-231-4618 (7:00-22:00)
客室25室
建築藤本壮介
施設レストラン、カフェラウンジ、バー、サウナ、ベーカリー、パティスリー、茶室