白井屋ホテルで楽しむ“ひとり贅沢旅”

白井屋ホテルで楽しむ“ひとり贅沢旅”

「ひとり旅は自由で、心地よく、贅沢だ。」

群馬県前橋市に佇む白井屋ホテルは、そんな“ひとり時間”を思い切り楽しむのに最適な場所。アート、建築、美食、そしてリラックスが融合した唯一無二の空間で、誰にも気を遣わず、自分のペースで過ごせるのがひとり旅の醍醐味です。

ラウンジでぼんやりしたり、ふらりと街を歩いたり、ホテルのスタッフや地元の人との会話を気ままに楽しんだり——“ひとりだからこそ味わえる贅沢”が、ここには詰まっています。

今回は、漫画『おひとりさまホテル』の原案者であり、ひとり旅の魅力を発信し続ける「まろ」さんとともに、白井屋ホテルで体験できる“一泊二日のひとり贅沢旅”をご紹介します。

白井屋ホテルでのおひとりステイ

まろ

「ひとり時間の楽しさ」を多くの⼈に伝えたいと、2017 年に、ひとり時間の過ごし⽅を提案するメディア「おひとりさま。」を設⽴。Instagram アカウント(@ohitorigram )のフォロワーは4.5万⼈超。ひとりでこそ⾏きたいお出かけ情報を⽇々発信し、⼥性誌「Hanako.tokyo」(WEB)でもひとりホテルステイに関する連載を執筆。ホテルや飲⾷店とコラボして“ひとり向けプラン”の企画・プロデュースも⼿掛ける。

自分だけのペースで始まるひとり旅

ひとり旅って、ちょっと寂しい?いいえ、それはまるで自分の中に広がる“余白”に、ひとつひとつ丁寧に心を置いていくような時間。誰にも合わせなくていい、何をしても何もしなくてもいい。そんな贅沢な旅の始まりに、私は「白井屋ホテル」を選ぶ。

ここは、建築やアートの圧倒的な美しさがあるだけじゃない。スタッフの接客や空間の心地よさ、街とのゆるやかなつながりがあって、「ひとりでも安心して過ごせる」と思わせてくれる場所。ひとり時間を自分らしく楽しみたいと思ったとき、自然と頭に浮かぶのがこのホテルなんです。

チェックインから始まる、静かなととのい

チェックインを済ませたら、そのままラウンジへ。吹き抜けから差し込む光、静かに流れる空気。the PÂTISSERIEのタルトやドリンクを片手に、ぼんやりと過ごすだけで、すっと心がほどけていくのを感じる。

日差しの角度によって移ろう建築の表情や、アートの佇まいは、その瞬間その場所だけのもの。ひとりだからこそ出会える景色が、ここにはある。

そして私は、あえてエレベーターを使わずに、螺旋階段をのぼっていく。歩くたびに視界が変わって、建物そのものと会話しているような感覚。
白井屋ホテルは、空間全体がアート。壁にふと現れる作品も、見上げた先の構造美も、すべてが「見る」という行為を特別なものにしてくれる。

時間を気にせず、五感のままに過ごす。そんなひとり旅の入り口に、ここはぴったりすぎる場所。

お部屋で、静かに自分に戻る時間

館内の散策やラウンジでのんびり過ごしたあとは、夕食までお部屋でひと息。
白井屋の客室はどの部屋も個性的で、それぞれが“アートピース”のよう。
今回泊まるのは、漫画にも登場した「ジャスパー・モリソンルーム」。木のぬくもりが心地よく、檜風呂に浸かっているだけで体の奥から緩んでいく感じがする。

全室にしっかりした浴槽があるのも、ひとりホテル好きとしてはうれしいところ。
部屋に備え付けのスピーカーで好きな音楽をかけて、ただぼんやりと過ごすこの時間。
誰にも気を遣わず、自分だけのリズムで過ごせるからこそ、心がふわっと整っていく。

カウンターで味わう、ひとりだけの美食体験

夜のお楽しみは、「the RESTAURANT」でのコースディナー。
オープンキッチンをぐるりと囲むように配されたカウンター席に座ると、目の前で繰り広げられる料理のライブ感にすっと引き込まれる。

ひとりでレストランに行くと、手持ち無沙汰になってしまうこともあるけれど、ここではまったくそれがない。
スタッフの方がさりげなく声をかけてくれて、気になることはその場で質問できるし、料理の背景を知ることで一皿一皿の楽しみ方がぐっと深まっていく。

二人だと会話に夢中になって冷めてしまいがちな料理も、ひとりなら“ちょうどいいタイミング”で集中して味わえる。
群馬の郷土料理を再構築したモダンフレンチは、見た目の華やかさだけでなく、食べ進めるうちに驚きが積み重なるような工夫があって、ひと皿の中で味が変化していくような面白さも。

「食事がおいしいホテルってどこ?」と聞かれたとき、私はここを真っ先におすすめしている。
ひとりだからこそ、五感すべてで味わえる食体験がある。

夜のアートラウンジ:光と静寂に包まれるひととき

ディナーのあとは、そのままお部屋に戻るのが惜しくて、ついラウンジへ。
21時になると、「Lighting Pipes」が一斉に光をまとい始めて、空間全体がゆっくりと魔法にかかっていくみたい。昼間の明るさとは違う、静かで幻想的な表情がとても好き。

この時間限定で登場する「おきりこみ」は、どこか懐かしくてやさしい味。
the RESTAURANTでいただいた一皿とはまた違う、素朴なあたたかさが、夜にちょうどいい。

そして、部屋に戻ってからの楽しみも。
部屋によっては、大きな窓やベランダから、この光のアートが見える。
ベッドに横になりながら、グラスサウンドスピーカーで音楽をかけて、やわらかな光をぼーっと眺める。
“夜更かし”というより、“時間を忘れる”ような、そんな特別な夜になる。

静かな朝に“ととのう”、私だけのサウナ時間

朝は少し早起きして、貸切のプライベートサウナへ。
私はサウナがめちゃくちゃ得意なわけじゃないけれど、白井屋のサウナは朝のぼんやりした感覚にちょうどよく寄り添ってくれる。ととのう、というより“目覚めていく”感覚に近いかもしれない。

サウナ小屋までの道のりも、小さな旅のようでわくわくするし、扉を開けた瞬間の、木の香りと静けさに包まれる感じもたまらない。
セルフロウリュで香りを変えたり、ゆっくり横になったり。誰にも気を遣わず、自分のペースで整えていく時間が、贅沢すぎるくらい心地いい。

サウナを出たあとの空気もまた格別で、季節によっては赤城山の稜線がくっきり見えることもある。朝の光の中で、体も心もリセットされていくこの時間が、白井屋で過ごすひとり旅のハイライトかもしれない。

やわらかな朝に包まれて、「群馬の朝ごはん」

サウナで体がすっきり整ったあとは、そのままラウンジで朝ごはん。
朝の光がふわっと差し込む吹き抜けの空間に、思わず見とれてしまう。昨日とはまるで違う表情で迎えてくれるこの場所が、私は本当に好きだ。

朝食は、「群馬の朝ごはん」と題された、地元食材をふんだんに使ったメニュー。和食も洋食も選べるけれど、どちらにもシェフ片山さんの思い出が詰まっていて、どれも優しくて、どれも美味しい。焼きたてのパンやお味噌汁の湯気、地元の野菜たち。派手じゃないけど、ひと口ひと口が心と体にすっと沁みる。

「今日、どこに行こうかな」なんて考えながら、ぼんやり外を眺める。予定を詰め込まずに、まずは“整った自分”で味わう朝の時間。それだけで、今日はきっといい一日になる。

チェックアウトのあと、街をぶらりと散策する

白井屋をあとにしても、旅はまだ終わらない。私はいつも、チェックアウトのあとに街を歩く。ホテルの中で感性をたっぷり刺激されたあとは、その余韻を連れて、街へ出るのがちょうどいい。

白井屋を起点に、前橋の街はどんどん面白くなっている。チェックイン時にもらえる「近隣マップ」を片手に、アーツ前橋の展示をのぞいたり、気になるカフェやギャラリーを巡ったり。あえて予定を立てずにふらっと歩いてみると、地図には載っていないようなお店や空間に出会えることもあって、「こんなところがあったんだ」と嬉しくなる瞬間がある。

次の機会には、少し足を伸ばして原美術館ARCにも行ってみたい。自然豊かな環境の中でアートに触れられる場所で、いつかの白井屋ステイと合わせて、のんびり過ごす一日を思い描いている。

「もう少しだけ、この街にいたいな」って、いつも思ってしまう。

ひとりだからこそ楽しめる、白井屋ホテルでの特別な時間

気がつけば、白井屋ホテルで過ごすひとりの時間が、すっかり私の日常にとっての“ご褒美”になっていました。

ここには、見た目の美しさだけじゃない、心をほどいてくれるやさしさがある。
アートや建築の迫力に圧倒されたかと思えば、スタッフの何気ないひとことにほっとしたり。
気がつけば、忙しい日々で少し置き去りにしていた「自分の気持ち」と、ちゃんと向き合えていたりする。

何をしてもいい。何もしなくてもいい。
ただ、静かに過ごしたり、美味しいものに心が踊ったり、気まぐれに散歩に出てみたり。
そのすべてを、誰にも気を遣わず、自分のペースで楽しめるのが、ひとり旅のいちばんの醍醐味。

白井屋ホテルは、そんな“自分に還る旅”をやさしく包み込んでくれる場所です。
また、ふと立ち止まりたくなったら、あの螺旋階段を登って、光の中を歩きに来よう。
次のわたしに会いに。

白井屋ホテルは、ただ泊まるだけではなく、自分の時間を大切にできる場所。

アートに囲まれた空間でインスピレーションを得たり、ひとりでじっくり食事を楽しんだり、誰にも気を遣わずにサウナでととのったり。ここには、日常を忘れてリフレッシュできる特別な体験が詰まっています。

「おひとりさまホテル」だからこそ実現する、贅沢なひとり時間。

あなただけの特別なステイを、ぜひ白井屋ホテルで体験してみてください。

“おひとりさまホテル”コラボ宿泊プラン

「ホテルに泊まる時間そのものを、特別な体験にしたい」。

そんな願いを叶えるために生まれたのが、白井屋ホテルの“おひとりさまホテル”コラボ宿泊プランです。

このプランでは、漫画『おひとりさまホテル』に登場した白井屋ホテルの魅力を、実際に自分のペースで味わうことができます。ホテルに一歩足を踏み入れると、目の前に広がるのは、国内外のアーティストの作品が彩る非日常空間。美術館のようなホテルで、ただ「泊まる」だけでなく、五感を刺激する滞在を楽しめます。

さらに、食事やサウナといった特典を通して、おひとり時間を最大限に充実させることができます。

■プラン内容

・1 泊 2 ⾷付き
※メインダイニング「the RESTAURANT」でのディナー。
※オールデイダイニング「the LOUNGE」での朝⾷。

・ベッドルームサウナ 1 回ご利⽤(20:00-21:20 もしくは 08:00-09:20)
※上記いずれかの時間帯をお選びください。

・the LOUNGE または客室での1ドリンク付き。

・先着 20 名様に⽩井屋ホテルオリジナルグッズプレゼント。

『おひとりさまホテル』

まろさん原案、マキヒロチさん作画による漫画『おひとりさまホテル』は、ひとり時間の贅沢な過ごし方を提案し、多くの読者に共感を呼んでいる人気作品。

「ひとりでもホテルステイを楽しみたい」「誰にも邪魔されず、自分のペースで過ごしたい」といったニーズに寄り添い、ホテルの楽しみ方をリアルに描いています。白井屋ホテルは第1巻第3話で特集され、主人公がジャスパー・モリソンルームに宿泊し、ディナーやサウナを満喫するシーンが登場しました。

本プランでは、漫画に描かれた白井屋ホテルの魅力を、実際に体験することができます。

『白井屋ホテル』

アートデスティネーション「⽩井屋ホテル」は、群⾺県前橋市の活性化に貢献することを⽬的に6年半の歳⽉をかけ、2020年12⽉に開業。 300年以上の歴史を誇った「⽩井屋旅館」廃業後、70 年代の既存建物を建築家の藤本壮介⽒が改装し、新たな棟の設計も手がける。

⼤胆な吹き抜けが印象的な 「ヘリテージタワー」と緑に覆われた新築の「グリーンタワー」のアートと緑があふれる空間に、国内外のアーティストやデザイナーが協演したことで話題となり、ナショナルジオグラフィックトラベラーの「2021年世界のベストホテル 39」にも選出。

アート、建築、デザイン、ウエルビーイング、⾳楽、そして⾷において本物を意識し、暮らす⼈と訪れる⼈が出会い、五感に刺激を受ける、あらたな⽂化がめぶく場を提供しています。

『おひとりさまホテル』最新巻情報

【タイトル】『おひとりさまホテル』第 〇〇 巻
【著者名】原案︓まろ 漫画︓マキヒロチ
【出版社】株式会社新潮社
【造本】B6 判型
【本体定価】予価 726 円(税込)
【発売⽇】2025 年 〇〇 ⽉ 〇〇 ⽇
【URL】XXXXXXXXXXXXXXXX

『ひとりがいい旅』まろ【著】

【タイトル】ひとりがいい旅
【著者名】まろ(おひとりプロデューサー)
【本体定価】 1,760 円(税込)
【発売⽇】2025 年 04 ⽉ 25 ⽇
【URL】https://www.wani.co.jp/event.php?id=8503

施設概要

住所群馬県前橋市本町2-2-15
アクセスJR両毛線「前橋駅」 より徒歩15分
電話番号027-231-4618 (7:00-22:00)
客室25室
建築藤本壮介
施設レストラン、カフェラウンジ、バー、サウナ、ベーカリー、パティスリー、茶室