ミケーレ・デ・ルッキ ルーム

ミケーレ・デ・ルッキ ルーム

Michele De Lucchi Room

イタリア建築界の巨匠ミケーレ・デ・ルッキが手がけた世界にたった1つのスペシャルルーム。ダークトーンでまとめられた室内は、“木”をキーエレメントに「板葺き(いたぶき)」という伝統的なテクニックを用いてデザイン。短冊状の木片のみを使って生み出される芸術的な空間では、山小屋のような木の温もりと隙間から溢れる光の陰影が、穏やかな安らぎと良質な睡眠へと誘います。

ミケーレ・デ・ルッキ ルーム
ミケーレ・デ・ルッキ ルーム
ミケーレ・デ・ルッキ ルーム
ミケーレ・デ・ルッキ ルーム
ミケーレ・デ・ルッキ ルーム
ミケーレ・デ・ルッキ ルーム

The 2725 Elements (Room)

日本家屋の屋根にもよく使われる「板葺き(いたぶき)」とは小さな木の板(こけらいた)を集めて作る技術のことで、
驚くほどシンプルなアイデアに満ちています。
この技術の起源は未だにわかっていませんが、世界中のさまざまな地域で時代を超えて使用され、生産されてきました。

私たち建築家は、秩序だった趣や美意識を生み出すこの板葺きでデザインすることに特別やりがいを感じます。
板葺きをいくつも使うことで、複雑に湾曲した球や波のかたちの設計が可能になり、硬い表面をやわらかく見せることができます。
板材の間に隙間を設けることで、建築家は空間と距離を自由に行き来し、織物やカーテンのようなシースルー効果を生み出すことができるのです。

私たちはこのアイデアをSHIROIYA HOTELのプロジェクトに起用しました。
客室のカーテンを板葺きで構成し、全体的にやわらかさや軽やかさを感じさせる空間にしました。
ここでは、インテリアや彫刻にとどまらず、部屋そのものをアートインスタレーションにしたいと考えました。
そのため、2725枚の板材を採用しています。
通常、ホテルの部屋名は数字で識別されるのが一般的ですが、この部屋は特別な数字を持っている。
そこで「2725 エレメンツルーム」と名付けました。

色合いもダークなトーンを選んだことで、表面の素材感と互いに調和し、穏やかな静けさ、休息、そして良質な睡眠を誘うような感覚を伝えています。

ミケーレ・デ・ルッキ

建築家。1970 年代以降、前衛的な建築とデザインを手がける主要な存在として活動を続けています。イタリアをはじめやヨーロッパの最も有名な企業のために家具をデザインすると共にイタリア国内外において産業デザインから文化的ランドマークに至る建築プロジェクトを実現しています。
AMDL CIRCLE の創設者であり、思想家と革新者からなる多彩なグループの一員でもあります。 2018 年以降、AMDL CIRCLE は、技術開発と人道主義の原則を組み合わせた未来を共有する建築である「Earth Stations」をテーマにしています。

ミケーレ・デ・ルッキ ルーム

客室サイズ
51㎡
ベッドタイプ
クイーン
宿泊人数
1~2
設備
・冷蔵庫 ・ケトル ・ドライヤー ・エアコン ・加湿空気清浄機 ・タブレット電話 ・Bluethooth スピーカー ・セーフティボックス ・Wifi完備 
アメニティ
・ミニバー(ミネラルウォーター・ドリンク) ・パジャマ・スリッパ・タオル類 ・バスローブ ・歯ブラシセット・シャンプー&コンディショナー(OSAJI) ・ボディソープ ・スキンケアセット(OSAJI)
貸し出し備品
・氷枕 ・おむつ用ダストボックス ・子供用便座 ・介護用浴槽椅子 ・花瓶 ・ベッドガード ・ベビーベッド ・靴乾燥機 ・シューシャインセット ・各種携帯用端末充電器 ・延長コード ・変換プラグ ・爪切り ・電子体温計 ・HDMIプラグ ・ワインオープナー ・ソーイングセット ・車椅子 ・ブランケット ・アイロン ・アイロン台 ・アイスペール ・ズボンプレッサー ・体重計 ・オネショパッド ・リモートワーク用デスク(Think Lab HOME) ・電気スタンド ・ヘアアイロン